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神戸連続児童殺傷事件「元少年A」が手記「絶歌」を出版する理由と反響について考える [ニュース]

神戸連続児童殺傷事件を起こした男性(32)が
「元少年A」の筆名で手記「絶歌」(太田出版刊)
2015年6月11日に出版します。

original.jpg
http://i.huffpost.com/gen/3053556/original.jpgより引用

男性は、14歳の中学生だった当時、「酒鬼薔薇聖斗」を名乗り、
神戸市内で小6男児と小4女児を殺害し、ほかに児童3人に重軽傷を負わせた。
男児の生首を校門前に置くという異常な事件は、社会に大きな衝撃を与えました。

初版が10万部にもなるとも言われています。

遺族ら被害者側には事前連絡がなかったこともあって
亡くなった男児の父親(59)が出版の中止と回収を求めたことも報道されていました。

当然ながらインターネット上でもいろいろな意見が上がっています
「出版することは意義がある」
「いつか本人が語るべきだとは考えていた」
「芸能人の本みたいな自己陶酔が感じられる」
「今も被害者は苦しんでるのに」
「本当に更生できてるのか疑問」等。

知人の女性を殺害した名古屋の女子大生が「酒鬼薔薇聖斗」にコメントをしていたように
残忍な犯罪者に憧れる感覚を持っている人間も一部には存在しています。

犯罪者自身の権利が尊重されるシステムは整っているものの
遺族を含む被害者の救済はかえりみられないのが実情です。

遺族の気持ちを無視したかたちで出版するのは
「売れる」からということだけでしょう。
書店ではそれなりの位置に目立つように置かれますし
当然のように売れていくことも予想されます。

被害者場合によっては加害者として
犯罪に関わることなく済んでいる一般人としては
冷静に受け止めていくということしかありませんね。


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