SSブログ

生活困窮が理由で強制退去の日に娘を殺害。千葉地裁で母親に判決言渡。 [ニュース]

千葉地裁で
生活困窮のために娘を殺害した母親の判決言い渡しがあることが
話題になっています。

夫が莫大な借金を残したまま離婚。
被告自身も給食センタ-で仕事をしながら娘と暮らしていたが
公営住宅の家賃も払えず、被害者の制服を買うためにヤミ金で借金をするほど生活は困窮。
実家とも絶縁状態、生活保護も受けていない状態だったそうです。
公営住宅立ち退きの日
鍵を開けて立ち入った地裁の執行官らが、布団の上でうつぶせになった被害者の遺体を見つけたそうです。
被告は放心状態で座り込み、被害者の頭をなでながら4日前に撮ったビデオを見ていた。
体育祭で赤い鉢巻きをして走る娘の姿が映し出されていた。
「これは私の子。この鉢巻きで首を絞めちゃった。ビデオを見終わったら自分も死ぬ」
と話したとされています。

争点は量刑だけですが
事件そのものが非常にやりきれないものです。

立ち退き強制はどうにかならなかったのか?
誰か相談できる人がいなかったのか?
などいくつも疑問が出てきます。

yjimage.jpg
http://www.tokyo-np.co.jp/article/seikatuzukan/2013/CK2013011602000167.htmlより引用

ただ本当の困窮者は
貧困から抜け出すために
必要な情報を得る手立てを持てないということも現実です。
行政側の積極的な情報提供やアドバイスにも限界があります。

2015年4月2日、
政府は「子どもの貧困対策基金」を創設して民間資金を活用する方針を発表。
子どもの貧困率は、最新の2012年統計で16.3%と、過去最悪の状況です。
基金は、生活や学習を支援する団体への資金援助や、才能ある子どもに対する教育に用いられるとされています。

税金が足りないから民間でやってくださいということです。
こういったことが話題にならないこと自体も問題なのでしょう。


スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。