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2020年度新大学入試の試験内容や変更点が明らかになってきた [ニュース]

文部科学省が18日に
大学入試改革の柱として制度設計中の新テストの素案を
発表しました。

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http://mainichi.jp/edu/news/20141223k0000m040021000c.htmlより引用

新テストの導入は昨年12月に文科相の諮問機関「中央教育審議会」が答申しました。
1990年から実施されてきた「大学入試センター試験」が廃止され
2020年度(現在の中学1年生の大学入試)からは
「新テスト」を受けるようになることはこれまでも伝えられてきたとおりです。

「新テスト」のうち
「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が大学入学者の選抜に活用されることは当然、
「高等学校基礎学力テスト(仮称)」は
定員割れで学力不問となり入試が機能していない大学が入学選抜の参考資料に活用します。
文科省は制度設計するため今年2月に専門家会議を設置していました。

高等学校基礎学力テスト(仮称)

高校2、3年生を対象に国数英の3教科で始め、
理科と社会は現在改定作業中の新学習指導要領の実施に合わせ23年度以降に導入。
主に高校1年で履修する範囲の基礎問題を中心に出題。
結果は10段階以上のレベル別に示す。
段階を示すことで「次のレベルを目指そう」という学習意欲を喚起し、学力の底上げを図る。
希望参加式で高2・高3の夏と秋の年2回実施

大学入学希望者学力評価テスト(仮称)

大学入試の1次試験の位置づけ。
試験科目は現在のセンター試験の30科目から減らした上で、
どんな力を重視するのかを科目ごとに明確にした問題構成。
思考力を判定するため、問題文の長文化▽教科を横断するような問題▽記述式問題などを採用
年複数回の実施

両テストともパソコンを使って解答するCBT方式を採用することも発表されています。

いずれにしても新テストは2つとも数十万人規模のに人数が受検することがが想定され
採点方法も含めたテスト環境の整備など解決しなければならない問題は多いと思います。

文科省が設置している専門家会議が素案をたたき台として
8月をめどに中間報告をまとめるそうですが、
どのような内容のものになるのか、まだまだ何ともいえません。

日本を取り巻く社会状況が早く激しく進行していく中で
今回の改革は
大学入試だけにとどまらず、高校の教育も含めた
日本の教育全体を変えていくことに狙いがあるともいわれています。
多くの人に興味・関心も持っていただきたいテーマだと思います。


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